日本では健康保険の加入が義務となっています。これは病院にかかるときに提示することで、自己負担を減らすことができるものです。
これとは別に、任意に加入する生命保険や医療保険・がん保険などがあります。働き始めて入る人もいるし、20歳のお祝いで親が加入してくれる人もいますが、結婚を機に加入する人も多いです。
最近だとネットの生命保険が一気に市民権を得てきましたね。ライフネット生命(https://www.lifenet-seimei.co.jp/)なんかがその代表例です。
結婚を機に加入する人はいいですが、結婚前に加入していた人は、一度保険を見直してください。
何を見るかというと、保険内容もそうですが特に保険金受取人を見てほしいです。
生命保険などでは、加入者がが万が一死亡した場合に保険金が入る死亡保険がかけられていることがあります。自分が加入していれば、自分が死んだときに誰かが代わりに保険金を受け取ることができるという保険です。
独身のときには保険金の受取人が、親であることが多いものですが、結婚したら配偶者に変更しましょう。変更前に万が一死亡した場合、配偶者がどれだけ訴えても受け取ることができません。
ちなみの保険金の受取人は、基本的に2親等以内の人と決めている会社が多いです。2親等以内とは、配偶者・親・子・兄弟・孫です。もし2親等以内の親族がいない場合は、保険会社に説明して3親等以内である甥・姪・叔父・叔母でも大丈夫になることもあります。
私も結婚してから保険の見直しをしているときに、受取人を独身のときには親にしていましたが配偶者である主人に変更しました。主人も同じように私に変更してくれましたので、お互い何があっても大丈夫だね、と話した覚えがあります。
もし入籍していない、いわゆる内縁の妻などの場合でも、生計を2年以上ともにしている・婚約中で近々結婚する予定があるなどの条件に当てはまれば受取人になれますので、保険会社の担当者に相談してください。
中には全く身内がいなくて、受取人を赤の他人にしたいという人もいますが、多くの場合内縁でもない他人を受取人にするのは難しいとされています。受取人はできるかぎり血縁者に指定するのが良いでしょう。
この受取人の変更は、保険会社の担当者に結婚したから受取人を変更したいと告げれば手続きをしてもらえます。難しい手続きではないので、早めに行うのがお互いのためです。
何かあったときのための保険です。お金が全てではないけれど、死亡したときにも葬儀代や様々な手続きでお金がかかります。相手に迷惑をかけないために、受取人の変更は必ずしてください。変更の手続きで担当者に合ったときに、他の補償内容の見直しについての相談も一緒にしておくと安心です。